牛肉の検索システムについて

岩手県の牛肉も出荷停止されました。

どこまで拡がっていくのでしょうか・・・。

 

ニュースを見ていて疑問や不思議に思ったことがあります。

それは、牛肉の個体番号による検索システムです。

 

昨日から個体番号を入力すれば、その牛肉が安全かどうか検索して確認できるようになったそうですね。

今までは一覧表示されていて、その中から該当の個体番号を自分で探すシステムだったみたいです。

 

でもよく考えてみてください。

これだけ放射能汚染が問題になっていて、牛肉の出荷停止も続いているのに、今まで検索できなかったというのは、手抜き以外の何物でもないのではないでしょうか。

 

考え方としては、宅配便や書留の検索と同様ですよね。

 

そんな検索システムが導入されていなかったこと、また、対応の遅さに疑問を感じます。

 

さらに不思議に思ったことが、ニュースの中で、スーパーの店長が、精肉売り場にパソコンを置いて、お客様が検索できるようにするとコメントしていたことです。

 

お客様自身の目で確認してもらうという付加価値のサービスなら良いのですが、「安心したければ、自分で検索しなさい」ということであれば、それはちょっと違うのではないかと思います。

 

店頭に並べている商品の個体番号は店舗側でわかるのですから、店舗自身が検索して、出荷停止のものであれば、店頭から撤去するというのが、正しい姿勢だと思います。

 

TVの取材なので、TV向けの言葉か、TV局側が意図的にそういう言葉だけをOAしたと思いたいです。

 

このような個別の検索システムが実施されていなかった自体が問題だと思います。

 

一般企業ならとっくに対応してますよ。

 

政府というか国というか、お役所というか、なんか納得いきません。