ウイルスバスタークラウドがバージョンアップされていて、バージョン11になっている。
そこで「無料バージョンアップ」あるいは、「最新版ダウンロード」からダウンロードしてインストールしたらとんでもないことになった。
バージョンアップやインストールは正常に終了するのだけれども、再起動するとブルースクリーンになり
APC_INDEX_MISMATCH
と表示され、Windowsが正常起動しなくなった。
トラブルシューティングの「スタートアップ修復」でも修復されない。
以下、私の行った対応方法とサポートとのやり取りを備忘録として記載。
目次
この現象が起きたのは、Windows10 V1607 64bit マシン 3台である。(というかひどい状況なので、3台でやめた)
そのうち1台は、最初からBitLockerで暗号化されている。
セーフモードで起動
BitLockerで暗号化されている場合は、回復キーが必要になるので注意。
ウイルスバスターをツールを使用して削除
セーフモードだとウイルスバスターをアンインストールしようとしても、「セーフモードではできない」みたいな画面が出てきてアンインストール出来ない。
そこでインストールフォルダーからツールを使用してアンインストールする。
64bitマシンなので、Cドライブの
Program Files > Trend Micro > Titanium > SupportTool.exe
を実行し、タブの「(C)アンインストール」から「ソフトウエアのアンインストール」を選ぶ。
そうすると、プロダクトキーが表示されるので忘れずにメモっておく。
再起動
私の場合はこれで正常起動した。
念のため「完全削除ツール」でアンインストール
「完全削除ツール」のダウンロード
変な情報が残るのも嫌なので、必要ないかもしれないけど、ウイルスバスターの「完全削除ツール」をダウンロードして再度アンインストールした。
「ウイルスバスター 完全削除」でググればたどりつけます。
私がダウンロードしたのは、 VB2017_110_win_jp_Tool_Uninstall.exe というバージョンのもの。
再起動
ここでまた再起動。
ウイルスバスター バージョン10をインストール
ウイルスバスター バージョン10のダウンロード
「最新のダウンロード」ではV11になってしまうが、「旧バージョンはコチラ」からダウンロード出来る。
TTi_10.0_HE_64bit.exe
バージョン10のインストールの実行
最新バージョンのインストールをしないように気を付ける
普通にインストールを実行すると、最初に「最新のプログラムのダウンロード」画面で、バージョン11がダウンロードされてしまう。
なので、ダウンロード中にインストール画面右下の「キャンセル」を選択。
ダウンロードのキャンセルの確認が出るので、「はい」。
プロダクトキーの入力
メモっておいたプロダクトキーを入力
「手動でアップデート」で最新に
ウイルスバスターアイコン右クリックで「手動でアップデート」を選択し、バージョン10の最新状態にする。
以上で、対応しました。
トレンドマイクロのサポートによれば、今回のエラー発生原因など現在調査中とのことで、Windowsのどのバージョンとか特定できないそうです。
取り急ぎ報告まで。
後ほど画像等を掲載します。今回は文章だけでごめんなさい。
とりあえず、ウイルスバスターのバージョンアップは安定するまで待った方が良いと思います。