タイトルの通り。
XserverとVALUE-SERVERのPHPを7.0に切り替えたら、QHMとhaikは何も表示されなくなりました。
インストールシステムで「修復」してもだめです。
QHMとhaikはPHP5.xでしか動作しないようです。
そこで、上記二つのサーバーで対応方法が異なったので記述しておきます。
サブドメインを使っているかどうかでも対応策が異なってきますので・・・。
まず、それぞれのサーバーではサブドメインのフォルダの持ち方が異なります。
VALUE-SERVERの場合
サーバーの設定にもよるでしょうが、マルチドメインで使用している場合は、「public_html」以下にそれぞれのフォルダが作成されます。
弊社の設定の場合、ドメインabc.com だとします。QHM用にqhm.abc.com があるとします。弊社はURLの正規化を行っているため下記のようなフォルダ構成になります。
※ 弊社のURL正規化⇒http://www.abc.comと入力しても自動的にhttp://abc.comになるように設定。サブドメインはhttp://qhm.abc.com。
- public_html (フォルダ)
- abc.com (フォルダ)
- www.abc.com (フォルダ)
- qhm.abc.com (フォルダ)
VALUE-SERVERは「public_html」以下のフォルダ(各ドメイン)毎にPHPのバージョン設定が可能なので、下記のように設定しました。
- public_html
- abc.com (PHP7.0)
- www.abc.com (PHP7.0)
- qhm.abc.com (PHP5.6)
これで、QHMとhaikの動作の確認が取れました。
ちなみに abc.com はWordPress で、PHP7.0で動作しています。
Xserverの場合
VALUE-SERVER の時と同じドメイン構成だとすると、Xserverの場合はこうなります。
- abc.com (フォルダ)
- public_html (フォルダ)
- (root)
- qhm (フォルダ)
- public_html (フォルダ)
Xserverは、ドメイン毎にPHPのバージョンを設定します。
そのため、qhmはサブドメイン化しているとはいえ、abc.comの下位にあるため、ドメインのPHPのバージョンが反映されるみたいです。
したがって、ドメイン abc.com をPHP7.0にすると、http://abc.comのWordPressは動作するが、http://qhm.abc.comは画面真っ白、という状況になってしまいます。
結局、サブドメインにQHMを使用しているので、PHP7に切り替えることは断念しました。
- abc.com (PHP5.6)
- public_html
- (root)
- qhm
- public_html
QHMとhaikは、北研さんは対応しないのでしょうが、サポートを引き継いでくれている会社が存在していますので、なんとかPHP7に対応してほしいものです。